子育て・育児・保活・妊活・妊娠・出産・ワーキングマザーの楽するレシピ帳

ままレシピ

楽しく楽する子育てレシピ:かぁちゃんの遺言

汗も涙も出なかった陣痛と出産の記録

 忘れないように~。ってもう2年以上前か~。

産まれる兆候に気付けるか不安だったなぁ。

でも、大丈夫!気付けます!まぁまぁ痛いから!

 

もともと赤ちゃんが小さめだったのと、自分の誕生日付近に産みたいというエゴな気持ちもあり、予定日超過を目指して?ましたが、思っていた通り、予定日から1週間後41週1日で産まれました。

 

産まれたのが日曜日で、その前の水曜日に友達とランチしていたら、急に生理痛の強いのが来て息が止まった(笑)。でもなぜか陣痛とは思わず、そもそもその1回しか痛いのは来ず、その後も買い物したり散歩したり。

 

でもその翌日の朝方(木曜日)、また生理痛の強いのが来て、痛くて目が覚めました。

陣痛≒痛くて目が覚めるもの

と、認識していたので、これは!と思い、スマホの陣痛アプリで図り始めるも間隔が一定ではなく、生理痛がひどかった私は痛みの逃がし方がなんとなく身についていたので(とにかく力まず、力を抜く。これ助産師さんも言ってたけど、大事。痛いからと言って体にぎゅっと力が入ってしまうと開くものも開かないそう)、痛いときでもよゆーな感じ。

なので、普通の診療時間の検診として受診しました。その時の子宮口3センチ。

そして何がつらいって、予定日超過だから?あとで知った内診グリグリ(ぐぐってください)ってやつが痛くて痛くて、言葉を失った。そんなことされるとは知らなかったから、もうびっくりするくらい、本当に痛かった。腰が抜けて、すぐに歩けなかったくらい。

看護婦さんに「ここここ、こんなに痛いんですか?!」って後で思わず聞いてしまいました。

この日はまだ生まれないといわれ、普通にまた買い物したり散歩したりしながら帰宅。

でも、この日の夜からちょいちょい痛くてあまり眠れず、でも間隔は一定にならず、なんなの~というのが続きます…いわゆる微弱陣痛とか前駆陣痛とか。

 

金曜日は痛いときもあるし、あんまり眠れないし、ぼけーっと過ごす。

 

土曜日。また検診日。予定日超えると1日、2日おきに検診となり、妊婦健診が安くなる券ももうなくなっているため出費が痛い感じになります…。旦那氏と行って、また内診グリグリに涙し、子宮口は4センチで、おなかが痛いと訴えたら「微弱だね~」と言われ、もうつらいから産みたいと訴え、週明けの月曜に入院して促進剤使って産もうってことに。ついにか~とそわそわした気分に。

 

土曜日の夜、いよいよ痛い。たまに吐き気がするくらいに痛い。ご飯も食べる気にならないくらいなんだが、間隔はやっと15分とか。でも普通にお風呂はいって寝支度したけど、やっぱり痛くて眠れません!ってことで病院へ。日曜AM0時ごろ。

 

どういうわけが病院に行くと痛みがひいて、間隔があいてしまい、助産師さんにも「このくらいだとまだ産まれないんだよねぇ」と言われる。

子宮口は4センチで、「入院してもいいし、帰ってもいい」と言われる。

帰り際に結構大きい痛みが来て、うーって「ちょっと吐きそうになりますよね」って言ったら「その痛み。吐き気がくる痛みがコンスタントに来るようになったら産まれるよ」と言われ、なんとなく痛みの目安はつかめた感じになり、

「陣痛を起こすのはホルモンだから、気の持ちようで、怖い痛いからやだーって思ってるとこないよ」「陣痛こーいって思っていれば月曜に促進剤なんて使わなくても産まれるよ」と言われたので、そこで気持ちを切り替え「よっしゃ産むぞ!陣痛こーい」という思考に変えて、帰宅。寝ようにも当然眠れないので、旦那氏は寝せておいて、こちらはリビングでゴロゴロ「陣痛こーい」と、痛いときは無印のダメになるソファにつかまって痛みを逃がし、あとは掃除したり、テレビ見たり。

 

日曜日、朝8時。いよいよ吐き気な感じの痛みが5分間隔になってきたところで、旦那を起こし、「今度こそ病院いく~」と言って準備している間に、2分間隔くらいでもはやいきみたいくらいに、なんか出したい感じ?うんこ?と何度も思った(笑)この頃になって初めて、お尻を押されたくなる!ゴルフボールとかテニスボールってここで使うのね、みたいな。

 

タクシーで病院到着、日曜午前9時。「あ、鈴木さんね」みたいな。来ると思ってたわよ、みたいな。あこがれのLDRと思いきや、「子宮口10センチだぁ。よく我慢したねぇ」と昨日とは別の助産師さん。「え?じゃあ生まれます?」「すぐ産まれますよー」とすぐ分娩台へ。前日の夜中に来た同じ分娩室の分娩台に上がって、旦那氏ははしゃぎながら写真をぱちぱち。モニターつけられたりしながら、あんなに間隔短かった陣痛がまた5分間隔くらいになってしまい、どんだけ安心してんだ、と。

「破水させますねー」と助産師さんがいったら、暖かい液体がじわーっと。「陣痛来たらいきんでください」と言われるも、あまり来ず助産師さんもあたしも手持無沙汰状態な上、安心しきって陣痛がきてもあんまりわからないくらい自然分娩なのに無痛分娩みたいな感覚に。モニターで陣痛の波がわかるので、旦那に陣痛来たら教えてと言って「今?」とか言いながら10回くらいいきんだら、股になんか挟まってます状態になり、「何か挟まってます!これはいきんいいんですか?」と非常に落ち着いている私。

そのタイミングで看護婦とか先生とか人が入ってきて「なになに産まれるの?」と「赤ちゃんを担当します」といって自己紹介してきた超かわいい看護婦さんに聞いたら「産まれますよー」と。で、足がぷるぷるして、つるんと、文字通り最後つるんと産まれてきた。日曜、11時。その瞬間のおなかがすっきりする感覚といったら。爽快~

 

胸の上に置かれる、生まれたての我が子。

「こいつか!ここにいたのは!」「なんだこれ、かわいい!」「顔があぶちゃんだ」

というのが感想でした。

 

ドラマみたいに、汗かいたり叫んだりとか、全然なかったよ?

陣痛長くて感覚がマヒしたかな?(笑)でも死ぬほどいたくはなかった。

泣くところもなかったけど、後で写真見たら旦那氏は涙ぐんでいる。

 

産まれてすぐ、旦那氏と赤ちゃんは出て行ってしまうので、その後はほどよい疲労感と眠さとぼーっと「本当に産まれるんですねぇ」と、分娩室で助産師さんと話しつつ、産科医の先生がお股を縫っているときはたまに痛くて「痛い!」と言っていました。

 

産後は出血も少量で済み、よちよち歩きではありましたが、歩いて部屋までいけました。

 

胎盤もみたーいといって見せてもらい、感動とかそういうのはテレビの中の話なんだなと思って出産終了。長くなっちゃった。